ヒノキバヤドリギ
Korthalsella opuntiaまたは
Korthalsella japonica
滅多にお目にかかれない日本の野生植物。もしあってもこんなに近くで見られるなんて、ラッキ~!間近にしげしげ見たのは、小学校の頃伯母にもらったホルマリン漬け以来と言う代物だ。葉は鱗片状に退化して、ご覧の通 り、小枝だだらけのもじゃもじゃだ。
小さなオレンジ色の実は、メジロやヒヨドリの好物だ。勝手にはじけて種を飛ばしたりもする。種はネバネバ。鳥が糞をすると、そのまま樹上で発芽して宿主の枝に根をはる。このあたりは、ほぼ北限かな。
カルガモ親子だ。警戒心はほとんどない。塩素たっぷりのツンと来る水に浮かんだポップコーンをついばむ。大丈夫なのか???
睡蓮どころか藻類さえも発生しない不毛の池。普段はカモたちさえも水に入らない。ここは観光客が餌をくれるからね。それに泳ぎも教えなくちゃいけないしネエ。他の連中は賢明に芝生の上で愛嬌を振りまいている。
ヒヨドリ、キジバト、スズメ。これだけの敷地にしては種類が少ない。カラス、ドバトが異常に少ないのも特徴かなあ。ネコもネズミもいない、トムとジェリーは追放か、しゃあないさ。 蚊もいなければ魚ももちろんいない。徹底的に、い・な・い!!やっと花壇の隅っこでモンシロチョウを数羽見たかな。イモムシなんてもってのほか。スプリンクラーで殺虫剤を撒いてるんだろうか?ガーデニングの管理としては一流だけれど、生物に対しては、ここの領主様は寛容さに欠けるね。
まあ、季節柄ウォーターガーデンの画像でも。
中央はタマシダ。他にヤブソテツ、ベニシダ 、ツワブキ、リリオペ、クワズイモなど、そしてアレカヤシ。トッピングはインパティエンス。なぁ~んだ、ほとんど日本の植物じゃん。灰色の水は死滅したプランクトンの色。でも、スプラッシュマウンテンの水は塩素が少なくって、臭わないね。やっぱ、T.P.O.ですよね。
同じような景色なら、すぐ近くの「夢の島植物園」にあるけど、あそこにはグッピーやソードテールが泳いでたっけなあ。
ツワブキとインパティエンスだけで、こんなに漂うエキゾシティズム。むむむ。色彩 計画はオレンジ、イエロー、グリーン。パープルと行かないところが、ポイントかな。ちなみに他の場所にはグリーン、ブルー、パープルが。わかるかなぁ?
TDLの庭の秘密、まだまだあるけど書ききれないや。肝心なことだけ伏せておく。これ、悪魔の密約の基本だね。 早く魔女の呪いが解けて、生きとし活けるものあふれる庭になる日よ、いつの日か!ってな感じかな
(^^;
オリーブとクロマツの造る風景に、ほんのり灯りが添えられ、ロマンティックな黄昏に。後は王子様を待つだけですかねぇ。