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ハモグリバエの仲間の幼虫だ。これはたぶんナモグリバエ。食い荒らす植物毎に違う種類が担当しているらしい。 ネギハモグリバエ、トマトハモグリバエ、ナスハモグリバエ、ヨメナスジハモグリバエ…….。あんまり深入りしたくない世界が広がっている。

マメハモグリバエは1990年頃から侵入害虫として日本で問題になり,それ以来各方面 で寄生蜂の調査が行なわれてきた。

その結果,現在までに,在来の寄生蜂が少なくとも28種確認されている。このうち、沖縄産天敵として注目されているのがハモグリミドリヒメコバチ。大量 増殖技術の確立に成功したそうだ。このハチ、マメハモグリバエの幼虫に寄生して産卵、ふ化し、幼虫を食うのが特徴。北部のトマト農場で害虫の数が十分の一に減少し、農薬散布が低減するなど効果 を上げているそうだ。

それにしても、ヒトヤドリコマユバチなんてえのが居なくて、ホントに良かったね。