fukazawa

昨日は学生を連れて深沢環境共生住宅に行ってきました。ここは年々ビオトープ機能が薄れて、今年はほとんど「お庭」状態でした。ただ、池にはメダカが加えられていて、去年みたいな蚊責めは免れそうでしたけどね。コンクリートと石で固めた池にはガマが植えられている。蒲とメダカを入れればビオトープってえ訳でもなかろうに、ねえ(^^;
住民にとっては、ここがビオトープであり続けることでは、メリットよりは困ることの方が多いんで(学生がインタビューしちゃいました) 仕方ないですよね。みんなで好きなように花を植えて、それでも虫や鳥は来るんだから、まあ、良いじゃないですか。 >おいおい。

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むしろ、困るのはこちらの方。東京都は屋上緑化を今年から義務づけたけれど、都市環境で放置するとすぐこんな状態に。って、この画像じゃわかんないか(^^;
セイタカアワダチソウをはじめとした帰化植物がびっしり。ここからまた沢山の種が飛び散るので、すぐ下のビオトープに植えられた在来の植物だけでなく周辺の環境にも良くない影響を与え続けている。ぜひとも、選択的な草取りをする必要があるんですけどねえ。
基本ですよ!!世田谷区!
かっこ、わる~~。

komazawa

こちらは近くの駒沢公園のカラス君。
なんとしてもペットボトルの中身を Getしたい模様。
人間のために作られた公園という環境と、生物との共存のために作られた環境共生住宅の違いを比較させる目的で、学生を連れて行ったんだけどねえ。モデルケースの比較にならなかったのが、かえって自然保護の奥深さを認識させたみたいでした。
>ほんとか?