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気ままニュース

早春の雲

matuzawa

春だって浮かれてみたけど、また寒くなっちゃったなあ。三寒四温ってやつですね。夕方風が吹いたとき、さすがに寒いなとは思ったけれど、この前ほど迫力がない。大気の中の細かい針状結晶が融けたようなとでも言いたいくらい….。

肌に突き刺さる感じが消えて、風の冷たさが気持ちよかったな。

今日は家の近くにそびえるメタセコイアの画像です。化石でしか見つかっていなかったのが、中国に生き残っているのを発見されてからというもの、生きている化石として日本に紹介されて、記念樹によく使われたっけ。

最近はそんなに人気がないですねえ。成長がやたらと早くて、よっぽど広い庭じゃないととんでもない大きさになっちゃうってことが知れ渡っちゃったから、まあ仕方ないのかも知れないですよね。「火の鳥」の羽みたいな葉っぱと、不思議に大きい檜の実みたいな果 実が僕は好きなんだけど。

春告げ花3

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ひんやりした大気に、凛とした梅の香りが心地よい。家から自転車で少しばかり行ったところにウメ畑があって、今日は時間帯が良かったのか、小鳥たちのお食事タイムにぶつかったようだ。

ウメの木にウグイスやメジロというのは、昔からの絵の題材になるくらい縁の深いもので、虫の少ないこの時期に彼らがせっせと授粉してくれるおかげで、梅雨時たわわになった青梅の実を収穫できるわけだ。

ところが、このごろちょっとした異変が。メジロやウグイスを差し置いて、今日はスズメたちが我が物顔。ウメの蜜を賞味している模様だった。スズメは、元々花の蜜なんかに興味を示さなかったはずなのに、やっぱり都会では食べ物が少ないからだろうか。サクラの花の蜜を食べるようになったのも比較的最近のことだが、その場合、ヒヨドリやメジロたちとは作法が違って、授粉どころか花首から食いちぎってしまうので、サクラとしては何のメリットもない。

しかし、ウメの花の場合は、メジロたちに習っておとなしく蜜をなめているようだ。花器構造の違いにもよるらしいね。サクラは萼がすぼまっていて、メジロたちのように細長いくちばしじゃないとうまく吸えないけれど、梅の花は深さがないから、スズメでも大丈夫なようだ。

こんな風にして食べ物の習慣が変わって、何万年も立つと、ガラパゴス諸島のダーウィンフィンチみたいに、くちばしの形の違うスズメが進化してくるんだろうか? どうなんだろうねえ。

春告げ花 2

fukinotou

知らぬ間に落ち葉の間からフキノトウが顔をだしていた。スミレの花を探しに行ったんだけれど、見つけられなかった。その帰り道でだ。

目立たない花だけれど、成虫で冬を越すチョウやハチたちには有り難い蜜源だ。花が終わって、ふんわりと綿毛が開くとカワラヒワやスズメたちが種を食べに来る。

もちろん、人間の好物でもあるが、ひところのグルメブームに乗じて通を自認する人たちの中には、フキノトウを生で食べると言う野蛮な行為に走った者もあったようだ。牛や馬がたま に誤って食べて、血尿が出るだけでなく、膀胱癌になったりもすると言うのに。あな恐ろし。先人の知恵を踏みにじって、当人だけでなく周りの人たちも巻き添えにするのはやめてもらいたいものだね。

とは言うものの、中毒の原因になるセネシオトキシンは、熱に弱いので、普通 に火を通して食べている分には一向に害はないので御安心を。

やっぱり、ほろ苦い春の味は良いもんだね。

春告げ花

mansaku

午後から晴れたんで、花粉でかゆい目をこすりながらの散歩の途中に見つけました。マンサクの花。全国の産地にはえ、庭園にも植えられる小低木。本州日本海側にはマルバマンサクがある。
一昨年戸倉スキー場(尾瀬の手前)の近くのダム予定地にクマタカの調査で出かけたときこの2種類が混生していて面 白かったなあ。繁殖期を避けて行ったんで、もう葉っぱしか見られなかったけれど、夜、ホトトギスが鳴いていたのを思い出す。
マンサクは、花がたわわにつき、豊年満作に通じるところからついたとか。
それにしても、クマタカがいっぱいいるところで、何でダム工事の許可が下りるのかなあ。とんでもないと思うんだけど、皆さんはどうお考えでしょうか?

蕾が顔を出す

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気の早い蕾が顔を覗かせていました。今年は、あっという間に春になっちゃいましたねえ。アメリカヤマボウシ、またはハナミズキと呼ばれるこの花、実は真ん中に詰まっているのが本当の蕾たち。外側を包んでいるのは、花開いたとき花弁のように見える、苞(ほう)と呼ばれる葉の変化したものです。本当の花びらは「え、これが?」と言うほど小さくて緑色なので、よほど注意して見ないと見落としてしまいます。なんだか、ぬ くぬくとくるまれて、温かそうですよねえ。

洋蘭展

東京ドームに行って来ました。昨日は雨の中だというのに意外に混雑してて、閉場してからゆっくり写 真を撮ることにしました。今年は去年にもまして強力な脱力系?のディスプレーも見られ、たじたじでしたが、蘭そのものはやっぱりゴージャスでした。蘭は、やっぱり一輪一輪を愛でるのが良いように思うのですが、まあ、これも時代なんでしょうね。今日は、壁紙にも使えるようにちょっと大きめにしてみました。その分重たいのは、ご勘弁。

春一番

春一番がドウと吹いて、花粉症が心配だったけど、不思議と大したこと無かったねえ。みなさんは大丈夫でした?風がおさまったと思ったらこんどは雨。なんだか気の早い春だけれど、鳥たちにはまだまだ厳しい季節。近所のユズにこんな悪戯を発見しました。ヒヨドリ君の仕業かな?中身がきれいに無くなってた。ダイダイはさすがに酸っぱすぎるのか、皮が厚くてくちばしが通 らないのか、あんまり人気がない。どうせ植えるんなら、キンカンかユズがお勧めですね。
ところで、温州みかんの種って蒔いたことありますか?僕の家の近所にも何本かあって棘ばかりがすごくて実が付いていません。実は、温州みかんに入っている種は、ほぼ100%授粉木としてミカン畑の周りに植えられているカラタチとの雑種なんです。温州みかんの種は、発芽したとき真ん中に大きい芽が出ていて、その周りに小さな芽がいくつも出るのですが、一番大きい芽は雑種なのでつみ取って、周りの小さな芽を残します。そうすると親と全く同じもの(クローン)を手に入れることが出来るのです。辛抱強く育てれば、今度こそ温州みかんがなるはずです。

yuzu

ヒヨドリ夫婦

hiyohiyo

実家の庭仕事も一段落かな、やっと戻ってきました。

メインページのUPを再開します。23日のモズが小さすぎてわかりにくかったというご意見があったんで 、大きいのに換えておきました。

ご近所のセンダンの実を食べに、ヒヨドリ夫婦がやってきました。他に良く見かけるのはムクドリですかね。この時期は雨の後になると硬く乾いた実が食べやすくなっているので、 賑わいます。
今が一番餌の不足する時期。あなたの庭やベランダにも餌台を作ってみませんか?

ルッコラの花が咲きました

rukora

実家からのレポートは、今日で一段落かな。

キッチンガーデン風ぽけ・び!でルッコラの花が咲きました。さすがに十字花科!最近はこう呼ぶ人もいませんが、アブラナ科なんて呼ぶよりぴったりですよね。アブラナ科は自家不和合性といって自分の花粉では受粉しませんから2株以上植えておきましょう、毎年こぼれ種で殖えてくれます。ゴマ&ワサビ風味の葉っぱや花は、バルサミコとオリーブオイルをかけるだけでおいしいサラダに。モンシロチョウやスジグロシロチョウの食草としても利用できます

冬越しの蝶がお客様

tateha

今週は実家からのレポートです。

我家に造ったワイルドスタイル?のぽけ・び!に。冬越しの途中にお目覚めになったお客様が、ひなたぼっこにいらっしゃいました。 日溜まりのロックガーデン風ぽけ・び!には、成虫のまま冬を越すモンキチョウやタテハの仲間、それにテントウムシたちがやってきます。ユリオプスデージーなど、冬に咲く花も植えておきましょう。何せ、腹ぺこでしょうからね。