hamaendou

静岡県吉田町で開催されている「しずおか緑・花・祭」に行って来た。実家の近所のガーデニングショップが入賞して、招待券をくれたもんだから。遠かった。でも、確かにその庭は良かったねえ。で、その他はと言うと、満開の花をとにかくぎゅう詰めにした、余白も何もない綺麗な生ゴミの山と言った方が良いような印象だった。と言うか、花で作ったちらし寿司? 最近、多いんだよね。どこぞの蘭展もそんな感じだったし。「ほんとに花が好きなのかねえ?この人たち」なんて勝手なことを考えてしまう。

うんざりして、埋め立て地に作られた会場を抜けだし、堤防の外へ。すでにしてそこには小さな砂浜が出来ており、流木の間からハマエンドウが顔を覗かせていた。

「破壊と回復」。そしてまた「破壊と回復」。

打ち上げられたおびただしい流木は、白骨のようだ。が、砂の動きが止められるので、その隙間からすぐに新しい生命の活動が始まる。